2011年の東北大震災のとき、数日間、生活の拠点である仙台の電力が遮断された。
人類が普通の生活を営むためには電力は欠かせない。
水道がとまっても、沢水がある。
ガスが止まっても、たき火や灯油ストーブがある。
しかし、電力の代替えはない。
奇跡的に太陽光のシステムを組んでいる家庭なら大丈夫かもしれないが、国民の多くはそんなシステムは組んでいない。
しかれば、電力は最重要インフラのひとつといえる。
ゆえに僕は、東北電力や東京電力、そして米国のサザンの株式を保有している。
これは、相当なレベルまで企業が守られるからだ。
実際に政府が東電を救ったことは、記憶に新しい。
話を戻す。
米国サザンは、高配当銘柄として有名だ。
現在の配当利回りは5.16%で、 20年持ち続ければ元が取れる率だ。
国民はいやがおうにも毎日電力を使うわけで、国民一人ひとりが生涯課金システムに半強制的に加入させられるわけだ。
これって、最強の搾取なんじゃないのかとも思う。
もちろん、電力会社もサービス向上に切磋琢磨しているわけだから、企業努力はしているでしょう。
そうした相互バランスで成り立っているのが、今の電力事業なのだと思う。
そうこう考えると、ぶっちゃけ、電力事情は安泰ですよ。
弱小投資家の僕としては、そんな電力事業を営む会社に投資しない手はないと思うわけです。
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