通称VTV、米国のバンガード社が運用する米国大型バリュー株のETFです。
VTVの保有株式は335社と、分散効果は十分です。
個別株のウェイトトップ10は、次の通り。
・3.14% バークシャーハサウェイ
・2.76% JPモルガン
・2.64% ジョンソンエンドジョンソン
・2.41% プロクター&ギャンブル
・2.31% エクソンモービル
・2.14% AT&T
・1.93% ベライゾン
・1.89% バンクオブアメリカ
・1.81% ウォルトディズニー
・1.76% インテル
さすが大型株だけに、アメリカを代表するメジャー企業だらけです。
これだけでも、このETFのポテンシャルがうかがえます。
さて、VTVはバリュー株ETFがゆえに、アップルやグーグル、アマゾンといったFANG銘柄は含まれておらず、伝統的なオールドエコノミーで構成されています。
ゆえに、アメリカを牽引するグロースの波にはのれず、S&P500のベンチからは大きく劣後しているのも事実です。
では、我々がバリュー株を持つ意味は何なのでしょうか?
僕は、シーゲル教授著書の「株式投資の未来」の冒頭で語られた「成長の罠」がそれにあたると考えています。
そんな僕は、VTVを10口保有しています。
平均取得価格は、$83です。
これまでに手にした分配金は、税引き後で$76でした。
しょぼい金額ですが、確実に雪だるまが回っています。
0コメント