これは僕の考え方です。
現在の株価が100円で、配当利回りが3%の銘柄があったとします。
この株を単元株数100株購入した場合の額面上の配当額は、
100円×100株×0.03=300円 です。
特定口座で購入した銘柄であれば、そこからさらに税金が差し引かれ、
300円×0.79685=239円 となります。
この場合の実質利回りは、
実質利回り=239円/10,000円の計算式で求められます。
結果は、2.39%です。
一方、NISA口座で購入した株であれば、税金はかからないので、額面上の利回りがそのまま実質利回りとなります。
株式を新規購入する際は、額面上の利回りではなく、実質利回りを参考にしていただければと思います。
また、自分のポートフォリオを評価する際も、平均取得額から計算した配当利回りベースで考えるべきです。
現在の株価>平均取得額の場合は「含み益」なので、額面利回りよりも実質利回りが向上します。
現在の株価<平均取得額の場合は「含み損」なので、額面利回りよりも実質利回りが低下します。
だからこそ、僕はナンピン戦法を多用するわけです。
ナンピン戦法は、実質利回りの向上と、株価変動の耐性強化につながるわけです。
一方、ナンピン戦法の注意点は、含み損だからといって、特定の銘柄に集中投資ししすぎないことと、投資対象を間違えないことです。
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